映画「かくかくしかじか」の舞台(ロケ地)は、宮崎・金沢・東京です。
主人公のモデル・原作者の東村アキコさんは、高校までを宮崎で過ごし、金沢の大学へ進学。会社員をしながら、1999年に漫画家デビューします。
東村アキコさんは、映画の脚本を担当していますが、ロケ地の選定もされているんです。
そこで今回は、3つの舞台に関する制作秘話をご紹介します。
記事を読むことで、実際に撮影されたら場所が分かります。旅行などで行ってみるのも楽しいかもしれませんね。
かくかくしかじかの舞台(ロケ地)①宮崎
「かくかくしかじか」の舞台1つ目は、宮崎県です。
主人公・明子(アキコ)が高校生まで、宮崎県で過ごしています。
絵画教室の舞台は宮崎・串間市|撮影地を知れば観光ももっと楽しくなる
絵画教室のシーンは、宮崎県串間市にある東村アキコさんの親戚宅なんだとか。
絵画教室のシーンは串間市にある親戚の家で撮影したことなど、映画の裏側を語りました。
引用元:NHK NEWS WEB
宮崎県串間市では、野生の馬と交流できる観光スポットがあったり、知る人ぞ知る温泉地があったり、観光スポットとしても楽しめます。
商店街シーンは宮崎・若草通り!かくかくしかじかロケ地が盛り上がった理由
映画で永野芽郁さんと三上愛さんが歩いている商店街は、宮崎県の若草通りです。
映画にも登場する宮崎市の若草通りには、映画のフラッグが道の両脇にずらりと掲げられています。
引用元:mrt
映画公開時には、商店街のアーケードにポスターが掲げられていて、宮崎にお住まいのみなさんも盛り上がったんじゃないでしょうか。
これは、宮崎県の街づくりをしている「シンクアウト」が企画したものです。
これは、中心市街地の活性化に取り組む街づくり団体「シンクアクト」が企画したもので、一番街にも3枚の横断幕が掲げられています。
引用元:mrt
東村アキコさんも地元に貢献したいと仰っていました。
映画が公開されて、宮崎県にたくさんの方が訪れて、もうすでに街の活性化に貢献されていますよね。
ラストシーンの舞台は宮崎・石崎浜|ロケ地と撮影秘話をチェック
映画のラストシーンは、宮崎市佐土原町の石崎浜で撮影しています。
ラストシーンを宮崎市佐土原町の石崎浜で撮影したことや、絵画教室のシーンでは、東村さんの祖母の家を使用したことなど、制作秘話も明かされました。
引用元:mrt
石崎浜といえば、ウミガメの産卵地としてよくニュースになっています。
日高先生(大泉洋)が明子(永野芽郁)をバイクで迎えに行くシーンがあるのですが、東村アキコさんがその制作秘話を舞台挨拶でお話されていました。
実際、あれ、市民の森のバス停だったんですよね。最初に先生が迎えに来て、原付バイクで迎えに来てくれたのは。ロケも本当にシーガイアの前辺りの道で去年撮ってたんです。
引用元:mrt
市民の森バス停というのは、おそらく宮崎交通バスの「市民の森」というバス停留所のことですね。
生徒を心配して、わざわざ迎えに行く生徒想いな先生だったんですね。
そんな先生のことも記事に書きました。良ければ読んで見てください。
かくかくしかじかの舞台② 金沢
「かくかくしかじか」の舞台2つ目は、石川県金沢市です。
主人公のモデル・原作者の東村アキコさんは、金沢の美術大学に進学して、ひとり暮らしを経験しています。
金沢美術工芸大学が舞台!大学時代のロケ地を知れば映画がもっと楽しめる
明子の大学時代を、金沢美術工芸大学で撮影しています。
東村アキコさんは、高校卒業後、金沢美術工芸大学に進学しています。
本学卒業生・非常勤講師で漫画家の東村アキコ先生の原作/脚本映画『かくかくしかじか』が2025年5月16日(金)に公開されます。
2023年まで使用されていた本学旧キャンパスでも撮影が行われ、撮影協力しました。公開の際は、ぜひご覧ください。引用元:金沢美術工芸大学 ホームページ
その大学時代を過ごした、実際の金沢美術工芸大学で撮影されていたのエモくないですか?
撮影が行われたのは金沢美術工芸大学の旧校舎で、現在は立ち入り禁止になっています。

映画の舞台巡りができなくて残念です。
金沢デートの舞台はここ!ひがし茶屋街・秋聲のみち・梅ノ橋たもとのロケ地をチェック
映画で明子と西村くんとデートをしている場所は、金沢にある「ひがし茶屋街」「秋聲のみち」「梅ノ橋たもと」です。
西村くんとは明子の大学時代の彼氏で、映画では神尾楓珠さんが演じています。
秋聲のみちは、金沢のお散歩コースとして有名です。
歴史を感じる場所で、個人的には旅行で訪れたいと思うほど好みですね。
かくかくしかじかの舞台(ロケ地)③ 東京
「かくかくしかじか」の舞台3つ目は、東京です。
物語で登場する社会人になった頃や、現在の明子が描かれているロケ地は東京で撮影されています。
例えば、編集者と出会う時の街並みや、会社員として過ごしたオフィス街などです。
東京にお住まいなら、知っている場所なんじゃないでしょうか。
ロケ地を知ると2倍楽しめる!映画・漫画の舞台を巡る5つの理由
映画やマンガなどの舞台(ロケ地)を知りたいと思う理由は、たくさんあります。
- 世界観に浸れる
- 物語の感動を体験したい
- 物語に登場した場所・風景を見たい
- 物語をきっかけに登場する地域に興味を持った
- 物語に登場した地域と繋がりを持ちたい
思い浮かぶだけでも5つはありました。
実際に、訪れることで新しい発見に出会えることもあります。

旅行先と推し活を一緒にすると、2倍楽しめますよね。
さらに、映画をより楽しんでいただくために、こちらも用意しました!
まとめ
「かくかくしかじか」の舞台は、宮崎・金沢・東京の3か所です。
宮崎では絵画教室のシーンが串間市の親戚宅、商店街は若草通り、ラストシーンは石崎浜で撮影され、街の雰囲気や自然の美しさも楽しめます。
金沢では、美術大学の旧校舎やひがし茶屋街、秋聲のみち、梅ノ橋たもとなど、大学時代の明子の生活やデートシーンが描かれました。
東京では社会人になった明子の街並みやオフィス街が登場し、リアルな日常感が感じられます。
ロケ地を知ると、映画や漫画の世界観にもっと浸れ、物語の感動も倍増。旅行と推し活を一緒に楽しめるので、舞台をチェックして、映画をより身近に感じてみてください。
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